アンチコメントの透明人間化
最近自分のYouTubeに付くコメントで、ある現象が起こりました。何かというと、YouTube側(AI)が不適切だと判断したコメントを私に見えないように自動で処理してくれているのです。なんて紳士的な機能でしょう。AI、優しい。こういう機能はとてもありがたい。
その時、私は思いました。人を傷つけることでエネルギーを奪う人はいよいよ生き残れない時代なんだと。
もちろん私の発言が間違っている場合もあるので、それに対して「それは違うんじゃないか」と意見やアドバイスを言ってくれるコメントはありがたいと思います。そうではなく、ただ自分の負の感情をぶつけてきて、気に入らないから嫌なことを言ってやるみたいなアンチコメントをする人がほんとーにごく僅かいらっしゃいます。私のような登録者1000人ほどのチャンネルに文句を言うなんて、よほど暇なのか精神が追い詰められているのかなと感じます。
このような人たちは他人を不快にさせることでエネルギーを得ようとするのですが、SNSの発信者を守る機能が進化している現在では、透明人間にされてしまうのです。するとエネルギーは奪えず、己で生み出した負の感情は溜まってゆきます。そこで「こんなことをしていても不幸なままだ」と気がつき、運動をしたり自分の好きなことを見つけて負のエネルギーを健全なものに変換できる人は素敵です。
求められるのは無害な人
上記のような人を傷つける人ではなくても、エネルギーを奪う人は少なからずいます。そのような人はどんどん生きづらくなる時代だと思います。
今の時代、自分で自分を楽しませるツールやコンテンツはたくさんあります。誰かからエネルギーを奪わなくとも生きていけるはずです。
だから尚更、エネルギーを奪う人というのは嫌煙されてしまいます。
10年くらい前だったらこれほどSNSやアプリが発展していなかったので、何かメリットがあればエネルギーを奪う人でも交友関係は作ることができたと思います。メリットとは例えば、一緒にいると飽きずに面白いとか、人を紹介してもらえるとか。だけど現在は一人でも楽しめるツールがたくさんあるし、友達や情報もアプリで手軽に手に入れられる時代です。自分で自分を楽しませられるからこそ、我慢してまで害のある交友関係を続ける必要がないのです。
そうすると、そのように自分で自分を満足させられる人は、自分のエネルギーをマイナスにさえしなければいいのでいくらメリットがあってもエネルギーを奪う人とは付き合いません。
良好な交友関係を持てる人というのは「無害」な人だと思うのです。いくらその人にメリットがあってもエネルギーを奪う人は懸念されます。それよりも普通の人でいいから人からエネルギーを奪わない人が、交友関係を結べる大前提となってきます。
無自覚にエネルギーバンパイアになっている人
アンチコメントをするような攻撃的な人だけがエネルギーを奪うわけではありません。
例えば、相手の顔色なんか気にせず自分の話ばかりする人や、自分からは何も決めずに相手に選択や責任を任せ切る人など、至る所にエネルギーを奪う行為は存在します。
誰しも余裕がない時はこのようなことをしてしまった経験がおありかと思います。
ですが、人が自分から離れて行ったり、何をしてもうまくいかないと感じた時に自分を省みることができる人は同じことを繰り返しません。人からエネルギーを奪う行為をずっと続けてしまう人は、現実を認めていない、ありのままの自分を認めることができない人なのかもしれません。もしくは脳の問題。
人からエネルギーを奪わないために
人からエネルギーを奪う人は愛情に飢えている人です。なぜ飢えてしまうのかというと、自分で今の自分を認めることができないからです。だから他人に自分を認めてもらおうとします。そして傷つくことを異様に避けます。そのため、自分に矢印を向けずに誰かの文句ばかり言っていたりします。
ダメな自分も至らない自分も能力が低い自分も性格が悪い自分も、自分のあらゆる面を認められていたら、自分で自分の至らないところを補おうと頑張るはずです。他人に承認してもらったり文句を言ったりしている暇はないはずです。本当の自分を認めたくないから、自分は大丈夫という証拠が欲しくて誰かの承認を求めたり、他の人の文句を言って現実から逃げたりします。
それをやめるんです。それをやめるだけで人からエネルギーを奪うことをしなくなります。傷ついてもいいから今の自分を認めて生きていく方がよほど幸せです。
自分はこういう部分があって、今持っている能力はこれだけです。でもこの今の自分でできることは精一杯やります。今の自分で何かできることを考えます。この姿勢だけで十分ではないでしょうか。
このようなスタンスでいると、人からエネルギーを奪うなんてことはせずに済みます。そして正直な人は一緒にいて楽なので、良好な交友関係を築けると思います。
YouTubeでもお話していますので是非ご視聴ください!
コメント