デイヴィッド・ホックニー展

イラスト



清澄白河にある東京都現代美術館に行ってきました。
目的は「デイヴィッド・ホックニー」展。電車内に貼ってあった展示会のポスターを見て一目惚れをしてしまい、すぐに足を運びました。全然知らない画家の方でしたが、作品を見た途端、心がときめくときめく!感性が潤う潤う。


とにかく可愛い色彩と、センス抜群のタッチ。抜け感が絶妙な絵もあれば、レイアウトと色の組み合わせが洗練されているなぁ〜と感心する絵もあって、ハッピーでカラフルな色で埋め尽くされたアクリル画もありの、とにかく作風がバラエティに飛んでいて楽しい展示でした。ipadで描いたスイセンの作品も!
おしゃれでセンスが良いのに、どこか親しみやすさも感じるホックニーの作品。一瞬でファンになりました。


なんか斜めにしか撮れなかった…

そして、この展示会で見た様々なホックニーの作品に刺激を受け、自分のイラストやベビーシッターの工作の参考にしたいアイディアを凝視!一部分を除いて展示会は写真NGなので、画材をスマホメモしつつ(メモのためにスマホを使うのはOK)、ホックニーのテクニックやタッチを頭にインプットしていきました。


ipadでの作品も手掛けるホックニー


難しいことはしていないのに、その場にいるような感覚にさせる絵。この道歩きたい。


水溜りの表現、可愛すぎない?! 
木の枝のハイライトと影のコントラストに使う色の組み合わせとか!かわいい。


展示の仕方も面白い。


ここでは紹介しきれない数の作風の違う作品たちが展示会ではたくさん見られます。ブルーノマーズの肖像画もあり、似てなかったけど(おい)良い雰囲気の絵で素敵!



めちゃでかい木々の絵もあって、50号くらいのキャンバス60枚分くらいを張り合わせた超巨大な作品です。なんと彼はこの作品を1ヶ月と10日ほどで完成させました!高齢になってからの作品なのにすごいエネルギーと体力です。どうかしてる!!



花瓶に活けられたお花の作品も展示会で1枚1枚見られます。1点1点
すごい可愛かった。

この後ろ姿をしている紳士がデイヴィッド・ホックニー。イギリス出身のおしゃれでユーモラスな方です。私は気になる人の生年月日を調べることが趣味なのですが、ホックニーは1937年7月9日生まれ。そこで、お!と思い出しました。私の大好きな「はらぺこあおむしくん」でお馴染みのエリック・カール。彼は1926年6月25日生まれ。同じ蟹座です! この二人の共通点は、豊かな色彩とレイアウトやデザインの抜群のセンス。それでいて親しみやすく、見るひとをハッピーにさせるところです。私も7月生まれの蟹座なので、共通点があって嬉しい。

ホックニーは作風に縛られず、自由に好きなように表現方法を変えていて、作風がいろいろあります。私はそこが嬉しかった! 自分はどこか、これ!といった作風を貫いている画家やアーティストの人を尊敬していて、でも自分にはそれができなかったので(同じタッチって飽きるし)、ホックニーのようにこだわらずに伸び伸び楽しそうに描いている画家の存在は励まされました。

アートは心を潤してくれる貴重な存在です。愛と勇気も与えてくれます。

みなさん、ご興味のある方はこの夏、東京都現代美術館に足を運ばれてはいかがでしょうか。
夏らしいプールの絵も展示してあります。

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