意識を変えるために苦悩は起こる

人生



今日は「苦悩」についてのお話。

なにか物事が上手くいかなかったり、
受け入れがたい出来事が身に降りかかったとき
苦悩して、とても嫌な気分になります。
失望や憎しみ、無価値観などの苦しい感情に
飲み込まれ、まるで底なし沼に落ちたようです。

しかしここで、最初はもがくものの、
ふと「何か」に気づくときがきます。

この「何か」というものは、
「自分を苦しめているのはこの苦悩なんだ」という気づきです。

「ん?」と思った方。
ちょっと意味がわかりづらいですよね。
極端に言えば、
物事が思うように上手くいかないこと、
受け入れがたい出来事、これらのことが
自分を苦しめているわけではない
ということです。

自分を苦しめているのは、
物事が上手くいかなかったり、
受け入れがたい出来事が起きたときの
自分の思考です。


例えば、失恋や失業をしたとき。
自分にとってかけがえのないものを失うことは本当に辛いですよね。
でも、いくら泣き叫んでも
相手に変わってもらうことはできません。

変わらない現実を前に
「私の元から去ったあの人を許せない」
「私をクビにした会社は薄情だ」
と思考が沸き起こるかもしれません。
そしてこの思考によって苦悩します。

だとすると、
自分を苦しめているのは起きてしまった現実ではなく、
その現実に対する自分の思考なんです。

そして、苦悩から解放されるには
この自分の思考を手放していく必要があります。

そこに気がつくと、
ひとしきり悲しんだ後は
自分の意識を新たな世界へ向けていく
という段階に入ります。


だから
苦悩を感じているときというのは
今、自分の思考を変えていくチャンス
という合図なんです。




フラれる自分は惨めだ、
クビになる自分は惨めだ、
といった無価値観や自己卑下の気持ちがあると
現実を中々受け止められないかもしれません。

しかし、そもそも何が起きても
あなたは無価値でもないし劣っているわけでもないのです。
そこに気づかせるために
こういった望まない出来事が起きていると捉えてみてください。
今までの自分の観念は手放していけます。

起きてしまったことを受け止めて
「悲しい。でも起きてしまったことは変えられない。」
「じゃあここからどうやって自分の人生をおもしろくしていこうかな」
と、意識して思考を変えていくのです。


思考が変われば気分も変わり、
行動も変わっていきます。


今までの思考の枠を外して、
本当に心から楽しいと感じること、
「やってみたい」という欲求に従ってみてください。
そうすることで新しい観念が作られていきます。


「あれ食べたいな」
「あれやってみたいな」
という素直な欲求に従うと良いです。


今までの思考があなたの欲求に制限をかけてくるかもしれません。

「めんどくさい」「どうせ無理」「人の目が気になる」

こんなフレーズが沸き起こったら「やる」の合図です。


自分の可能性を広げてくれるのは自分のほんの少しの勇気です。
そしてどんなことが起きても人生を楽しむスタンスを持っていれば
必ず現実は変わっていきます。


それでは今日はこの辺で 🙂 

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