怒りをぶつける相手は自分にとって重要な人

感情

他人の夫婦喧嘩を
目の当たりにした時の
お話です。



私はベビーシッターの
お仕事をしています。




お子さんの目の前で
親御さんが喧嘩を始めてしまいました。

もしもーし、
私もいるのですが……(汗)。



主に奥様が激昂し、
旦那さんが平謝り
という図式です。


理由は些細なことです。


でも私はその家族とは
初対面。


家族の間に
これまでにどんなことが
あったのかなんて知りません。



激昂するだけの理由が
奥様にはあったのかもしれない。



「死んだ方がいい。」

「バカだもんね〜。」

「テメェが×◯△※……!」



出てくる言葉は
攻撃的でした。


あれ?
どこかで似たような光景🤔




「私だ!」


と気がつきました。😂

私も、彼氏に対して
似たような言葉を
投げつけたことがあります。



だから奥様がそんな言葉を
旦那さんに言ってしまう
気持ちもわかります。



自分にとって重要な相手だからです。


親よりも友達よりも
誰よりも自分を出せる(甘えられる)
相手だから。




本当に嫌な相手なら、
極力関わらない方法を取ります。

怒りをぶつける時間や労力
なんて沸き起こらない。

無視ですよね。





憎悪が強ければ強いほど、
罵倒が強ければ強いほど
その相手に対する
甘え・執着・依存が深い。



私はその奥様の姿を見て、
ふと思いました。


「旦那も可愛い子供も
ベビーシッターが雇えるほどの
お金もあるのに、めちゃ怒ってる…。」


私が欲しいものを
全部手にしているのに…。



ということは、
条件は関係ないということです。



これらが手に入ったとしても
私はこの奥様のようになるでしょう。


相手に自分の幸せを期待して、
思うようにいかないと不満を
募らせて、爆発。



旦那さん関係ない。
彼氏、関係ない。
激昂したかったんでしょう。



不満のエネルギーを相手に
ぶつけても望むものは
手に入らない。


一時的には
スッキリするかもしれない。


怒ってれば言うこと
聞いてくれる気がするかもしれない。


不満をぶつけても離れない相手に
安心しているのかもしれない。


でもそんなことしていると
どんどん不安になってくる。


常に怒りで相手を
コントロールしなきゃいけない。


嫌だ〜〜〜。
そんなん嫌だ〜〜〜。



そんな人生、不安だわぁ。



そこに、どうか気がついて。



底なしの不足感・不満感を
ぶつけてこられたら、
相手は壊れるか、逃げるか。


そうすると自分は、
益々不安が募り、憎しみが増す。


しんど〜〜〜〜い!!





長くなったので続きます!



〜怒りシリーズ〜

①怒りをぶつける相手は自分にとって重要な人

②怒りについて

「現実をまっすぐ見ること。」


だと思います。


望む現実ではなくて、
自分が認めたくない現実。
自分の期待通りにいかない現実。


これをまずは
ありのままに見ることだと。



「彼が私と会う頻度が減ってきた。」


1週間に3日会ってたのが
1週間に2日になり、1日になり、
10日に1回になり。


色々不安になった。
不満だし。


「愛情が減っているからだ!」
「他に女ができたからだ!」

そんな妄想が頭の中を
ぐるぐるします。



ここで、
嫌な妄想に飲まれて
変わらない現実(彼)に
不満を持ち続けてもいいのですが。


私はその結果、
彼にフラれてます😂



まぁ、それは置いといて。


会う回数が減った理由は
どうであれ、


現実は
「10日に1回会える。」

ということでした。


この現実をまっすぐ見るだけでいいんです。



で、
もっと会いたいのなら
彼に言ってみる。


その結果、
現実は変わらない。


じゃあ、またその現実を
まっすぐ見るのです。


そこで出てくる
もっと会いたい不満や寂しさも
まっすぐ見る。



ここで、相手が変わってくれることを
期待して動くと
「腹に落とす」
ことができなくなります。


10日に1回しか会えない。
寂しい。もっと会いたい。


そこを受け入れて、
対処します。
※彼を使わずに!



自分ができることで対処をします。


心が落ち着く本を読む。

たくさん寝る。

仕事を丁寧にしてみる。

料理を丁寧にしてみる。

おしゃれをしてみる。

美容院に行く。

友達を誘って遊ぶ。

行ってみたいところや
やってみたいことにチャレンジする。


色々やった結果、
一緒にいると決めてもいいし、
別れると決めてもいいのです。

相手は関係ないんです。


それでも相手に不満をぶちまけて
関係が壊れてしまっても、それもOKです。
そんな現実も受け入れる。


マックスに一番嫌な現実の到来。



でも、それがあるがままの現実です。



彼が私の思うように生きてくれたら
私は安心するし満たされます。怒りが湧きません。


だけど、本当の怒りの解決はそうではないのです。


相手の気持ちは相手の自由です。
誰もコントロールもできないのです。


私、もしかしたら
もうとっくの昔から愛されてなかったのかもしれません。


そうだとしても、
怒る必要はないんです。


「そうなんだ」と受け入れて
自分は自分で心を明るくして
どうするか決めればいいのです。


自分の人生に幸せを感じて生きることは
自分の責任です。


相手が思うようにいかなかろうが
愛されてなかろうが

自分はどうありたいのか?
ということです。


相手とは関係なく
自分が朗らかで幸せであれることはできます。


そして、
相手が嫌がるなら離れるしかありません。


そして相手とは関係なく
生きていて
嬉しいことや
笑える瞬間を大切にする。


誰に期待もせず、
相手の愛もない状態で
関係なく笑っている。


これが自分の人生の舵をしっかり握っている状態です。



もちろん愛されなかったことは悲しいけど、
相手を手放すしかないですよね。


自分だって、愛してない人から「愛してくれ」って言われても
無理じゃないですか。


そうやって相手を諦めれば
怒りを向けなくて済みます。


諦めることは、自分の執着を手放すことになります。


現実をあるがまま見て
悲しさも怖さも真正面から見れば
怒りはその場で浄化します。




そうやって認めたくないことに
心を開いていくと、
新しい世界が見えてきます。


どうにもできないことを手放して
自分で自分を楽しませている人は
立派です。

それが「大人」になるということ。


寂しい気もしますが
怒りをぶつけてしまう甘えた子供のような
自分でいるよりもすごく楽に生きれると思いますよ。


それでは今日はこの辺で。




〜怒りシリーズ〜

①怒りをぶつける相手は自分にとって重要な人

②怒りについて

③腹に落とすとは?





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