引きが強い人、弱い人

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突然ですが、引きが強い人の特徴ってなんだと思いますか?
ポジティブ思考? 日々の善行? 生まれ持っての才能? 

そのどれでもないと思います。引きの強さとは、 「自分の本音とマッチした動きをしている」かどうかで決まります。引きの強さは才能があるとか運がいいとかではなく、自分の感覚に正直に生きていると備わるものなのです。


会いたい人と必要な人はちがう

「引きが強ければ会いたい人に会えるんだ!」というと、そうではありません。
引きが強くてもどんな人に出会うかはわからない、「この人!」と具体的に思い描いた人に出会えるわけではないのです。

どういうことかというと、頭で考える「会いたい人」と潜在意識が求める「会いたいひと」はちがうからです。
頭で考える会いたい人は、なぜその人に会いたいか理由があります。素敵な気分を味わいたい、自分にとって有益な情報を得たい、など利己的なエゴが理由です。このような理由で会いたい人に会っても、得るものは思ったほど自分の身にならなかったりします。


では、潜在意識が求める「会いたい人」とはどういう人かというと、それは「今のあなたにとって必要な人」です。その出会いは思わぬところから降ってきます。一見何の関係もない出来事が自分にとって必要な運命の人を呼び寄せるのです。そしてそのような出会いは、自分の意識が拡大したり、人生が広がったりする手助けをしてくれます。

だから向こうからやってきた時に「あ、これが私の望んでいたものなんだ」とその時にわかるのです。潜在的に求めているものが現実化されて、認識できるのです。

どうしたら運命の人と巡り会えるのか

どうしたら自分に必要な運命の人に出会えるのか? 潜在意識が導き出す出会いなので意識して選ぶことはできません。

ここで冒頭に戻ります。必要な時に必要な人に会える引きの強さとは、 「自分の本音とマッチした動きをしている」かどうかで決まります。自分の本音とは気分や体の感覚に従うということです。

「この場所がいい」「なんか楽しい」「心地良い」これらの感覚をできるだけ大切にして実行してあげてください。この時に頭で考えた思考が色々言ってくると思います。例えば「ボイストレーニングをしてみたい!」と浮かんだとします。すると思考は「歌手になるわけでもないのにそんなことして何になるの?」「ピアノやヨガを習った方が身になるんじゃない?」と、現実的にさももっともらしい得する意見を言ってきます。ここで思考の声に従ってしまったら、あなたが本当に必要な人には出会えません。

また、逆に「なんか好きじゃない」「なんか嫌な感じがする」「匂いや仕草が嫌だ」「空気が合わない」などのネガティブな感覚も大事にしてあげてください。「嫌なんだけど一緒にいると得するから」とか、「楽しくないんだけどお金のためだから」とかこれまた思考で判断しているとどんどん自分の本来の生き方、本音からかけ離れていきます。すると、運命の出会いを逃すどころか生命力さえも失っていくのでご注意あれ。

明日食べていけない、とか死に関わるとかいう判断意外であれば、思考の声は放っておいても大丈夫です。
思考からくる利己的なエゴ(欲)がないほど必要な人に出会う引きは強くなります。

引きの強さは目の前の現実に誠実に向き合うことで磨かれる

自分の本音に従って生きていると、必要な出会いは自ずと訪れます。それはやりたくないことは放っておいてやりたいことだけやって生きていればいいというわけではありません。冷静に考えてそんなことは無理です。毎日のゴミ出しやら排水溝の掃除やら子供の癇癪に付き合うやら通勤のストレスやら。それらのことを一気に手放して自分の感覚に従って生きても数日で破綻します。

大変なこと、嫌なことをどうしたら少しでも改善できるか、逃げずに試行錯誤しながら、より自分と周りを思いやって生きているうちに人間としての力が鍛えられます。人間力が高まれば、引き寄せた縁を上手に生かすことができるのです。

引きが強くても、その後そのご縁にあぐらをかいて、自分の人生に生かせず無駄にしてしまう人も多いのです。それでは勿体無い。運命の出会いを生かすためには、今目の前の日々の生活から逃げずに向き合うことが何より一番大事です。それは運命の出会いを引いた後も同じです。

生活と向き合うことは自分と向き合うことです。できない自分も受け入れて、成長を続けたいものです。





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