どうしようもなく無気力な日は

今日は雪が降りましたね。
立春も過ぎましたがまだまだ寒い。

私は今日丸一日、外出の予定がありませんでした。
「作業ができるぞ！」
と昨日の夜から意気込んでいたのですが

…

朝起きた時からモヤモヤとした
嫌な気分に襲われて、
過去の嫌な嫌な、もう消えて欲しい記憶に囚われて
悲しさや惨めさ、悔しさ、絶望などの感情に
エネルギーを吸い取られていました。

なんとか抜け出そうと、
気持ちをノートに書き出したり、
お風呂に入ったりして

気がついたらすでに午後も過ぎて…

それでも嫌な気分は消えなくて、

作業をしない罪悪感と焦り、
それがどんどんネガティブな気持ちを
増幅させます。

「どうして私っていつもこうなんだろう」
「いつになったらこの嫌な気分がいなくなるのかな」

と、自責の念が沸き起こり、さらにネガティブモードへ。

占いのYouTubeでは、
「立春からは前向きなエネルギー！」　とか、
「どんどんやりたいことに向けて積極的に動きたくなる！」　とか、
「今日の運気はたくさん人に会ってコミュニケーションをすることが◎」　とか、
言われてるけど…

全くもってそんな気分になれやしない。
気分なんか上がらないし、
モヤモヤした状態が続いてる。

コミュニケーションを取る予定もないし誘いもない。
自分から出ていく気力もない。
自分から誘ってばかりの状態にもいい加減疲れた。

占いで言うところの前向きな流れに逆行している私。

なんかもう何もしたくないや。

という、生命力ゼロ状態でありました。

でも、そんな「何もしたくない」状態でも
できることが一つあります。

それは、「今」できることを一つするんです。

私はドーナツが食べたかったので
雪の中、ドーナツを買いに行きました。
ウーバーイーツもmenuも
ドーナツ屋さんは宅配できない表示になっていたから
自分で買いに行くしかなかったのです。
（無気力でも食べ物のためなら動ける）

すると、不思議なんですが、
今度は夕飯にカレーが食べたくなったので
スーパーでカレーの材料を買いました。

そして、大好きな青山フラワーマーケットで
お花をチェック。アネモネがとっても可愛くてうっとり。

一瞬、気持ちが晴れました。

こんな感じでどんどん可動域が広がっていきます。

だけど、家に帰っても嫌な気分はまとわりつきます。
私は思います。
嫌な気分を消そうとどうにかするのではなく、
無気力な状態をどうにかしようとするのではなく、

もう嫌な気分のままでいいから
無気力な状態でいいから、今やれることをしよう。

クイックルワイパーで床をふき、
カレーを作り、トイレ掃除をしました。

次は鉛筆で絵でも描いてみようかな。

どうしても気力が湧かない日は、
その状態のままできることをする。

私はこの生き方をお勧めします。

不調なまま動くんです。

気力が湧かない時は休めというのは
1年に1回とかでいいと思います。

私の場合、毎月無気力な日が巡ってくるので
そんなことしてたら生きていけません。

苦しい中で這うように動いた一歩の功績は偉大です。
調子が良い時は人はいくらでも動けます。生命力が満タンだから。

生命力が尽きて、動けない時に動くからこそ
人は自分の力で生命力を生み出していくのです。

一歩でいいんです。
苦しい中でも何か一つ、自分が今できることに取り掛かる。

誰も自分の無気力な状態を救うことはできないから、
自分で自分を救うしかありません。

今のダメだと思っている状態のままでいいんです。
それが自分の「今」の実力です。
その状態で今できる一歩を進める。

ダメな状態を否定しないで肯定してみてください。
その状態のまま動けば勇気と気力がちょっぴり湧いてきます。

「これでいいのだ」

とバカボンのパパの台詞を
頭の中で流してください。