ストックイラストの月の売り上げが3000円に達してきました。(嬉しい!)
2021年から細々とイラストを上げ始めて、2年目になりますが、結果が出始めたのはここ半年ほどです。2021年は本当に全然売れなくて、ここで頑張るのは絶望的だなと感じていました(笑)
ですが、結果が出なかったのにはちゃんと理由があります。今回は、どこを意識すると売り上げが出るかのお話しをしたいと思います。
売り上げを伸ばす3つのポイント
売り上げを出すには3つのポイントがあります。
それは、
- 量
- 分析
- 目標設定
量
まずは一つ目の量です。
これは単純にイラストの数になります。私の感覚だと70〜80個アップロードしたあたりから感触がよくなってきました。やはりある程度ストックすることで検索される確率が上がるのだと思います。
ただ、ここでの量は質もある程度兼ね備えた量になるので、1000も2000も作る必要はないと思います。
まずは月3000円を目指すなら、イラストの数は100個〜200個くらいで良いと思います。
ではどれくらい質にこだわればいいかというと、自分がお金を出して買いたいかどうかの目線で判断してください。
そして、何回かダウンロードされたイラストはシリーズ化して、同じテイストで色違いや形違いなどを作ると、連動して売れていきます。
分析
市場の分析
PIXTAでは毎月売り上げランキング上位のイラストが見られるようになっています。順位を見ながら、今好まれているタッチや雰囲気を確認することができます。
そして月毎に検索数の多いキーワードが出されます。2ヶ月前にはこのキーワードが出るので、参考にしてイラストを仕込んでおくと良いかもしれません。
それだけでなく、PIXTAが配信している今検索されているキーワードや好まれるテイストの傾向などの情報をチェックすることもおすすめです。
Adobe Stockの場合はダウンロードが多いクリエイターさんが紹介されているので、そこをチェックすると良いかもしれません。PIXTAと全然違うテイストのクリエイターさんの作品が人気だったりします。一つのストックサイトの動向だけに頼らず、幅広く情報を拾ってその中から自分が作れそうな売れ筋ラインを見つけて行くのが良さそうです。
あと、普段から社会の動向やSNSなどをチェックしている人なら、そういったところから情報を分析して需要のありそうなテーマでイラストを作ることもいいですね。
市場に合わせすぎなくていいとは思いますが、早く結果を出したいならある程度市場のニーズを把握しておくことも結果につながります。また、闇雲にテーマの定まらないイラストを連投するよりは決まったテーマでイラスト作った方が精神的な負担は少ないのかなと感じます。
クリエイターさんを分析
いいねやお気に入りの数が多いクリエイターさんのページを見ておくことをおすすめします。
いいねやお気に入りの登録数が多いのにはもちろん理由があるからなので、その理由を知る上でも自分以外のクリエイターさんのページをチェックしてみてください。
売れているクリエイターさんのページを見た私の感想を3つ上げます。
①イラストのタッチが統一されている
②クオリティーが安定している
③イラストの量が多い
いろんなテイストのイラストを描いて売れているクリエイターさんもいますが、やはりその人が描いたという雰囲気は残してあります。同じテイストでイラストを登録すると、ページの統一感も出てクオリティーも高く感じます。ユーザー目線でも、同じテイストで描かれていた方が記憶に残りやすいし、たくさん使いやすいですよね。
でも、どうしてもいろんなテイストで描きたい!という場合は、それぞれのテイストごとに最低50個〜100個登録するといいと思います。(私は全然できていませんが…)
ストックイラストは同じ値段で様々なイラストが売られています。ユーザーからしたらクオリティが高いものを使いたいのは当たり前ですよね。ある程度同じテイストを揃えることでユーザーに安心感を与えてクオリティーを高く感じてもらえた方がお得です。
売れたイラストを分析
上記の情報収集以外にも、自分のどのテイストのイラストが売れやすいかチェックして、売れているテイストやテーマのイラストを強化するのはおすすめです。
例えば、男女4人組の線画イラストがよく売れ始めたとしたら、なんで他のイラストよりも売れているのか分析します。今流行りの線画だからか、使っているカラーを同系色にしているのがいいのか、立ち姿のオフィスカジュアルな人物が使いやすいのか…など。
売れているイラストにはたくさんのヒントが隠れています。
自分が描いたタッチならシチュエーションやポーズ違いで量産すれば、一から新しいイラストを作るよりも楽だし、売れる確率は上がっていきますよね。
今売れていないイラストでもある日突然売れ始めることもあります。なので、売れていないイラストを分析するのではなく、売れているイラストを分析することをおすすめします。
売り上げの目標設定
私は1000円を超え出したあたりから月の目標設定を始めました。それまでは中々売れていなかったので目標設定どころではありませんでした。でも500円、700円、900円と徐々〜に小銭が入るようになり始めてから分析の効果が出てる!と思えるようになったので目標金額を設定することにしました。自分が試していることの成果が見えないことには具体的な目標金額も立てられないので。
目標設定の仕方はとてもシンプルです。例えば、1月に1000円を売り上げたとしたら2月は1500円、3月は2000円、4月は2500円という感じで500円間隔で増えていったら嬉しいという思いでイラストを考えてアップするようになりました。おかげさまで順調に売り上げは伸び、今はAdobeStockとPIXTAで月3000円を達成しました。
目標設定するとやるべきことが明確になります。
1ヶ月で3000円を売り上げるという設定にしたら、1日100円を稼げばいいのです。アップロードするイラストは分析でお話したような内容で考えながら登録します。
毎日コンスタントにイラストがダウンロードされればいいのですが、全く売れない日もあります。そうすると、目標金額はこのペースでいくと達成できないとなるので、何かできることはないか考え始めます。例えばSNSでストックイラストを公開してなるべく多くの人の目に止まるように意識します。ストックイラストのサイトを見て、なにかためになる情報やキャンペーンはしていないかチェックするようになります。そして何よりも悩む暇があるなら1個でも多くイラストをアップロード(登録)しようという気持ちになります(笑)
こうゆうことって、目標金額を設けなければ意識できなかったことです。
なので私は目標金額を設定することはとてもおすすめします!
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