植物の成長曲線を参考にしよう

今日のマコ

6月に入ってからベランダの植物たちの成長がすごいです。
本当に急にわさ〜!と茂ってきた感じです。この時期、人間にとってはお天気が安定せず湿気があり不快かもしれませんが植物にとっては良い時期なのだなと感じます。


さて、この植物たちを見ていて思ったことがあります。
それは、ゆっくり成長していたと思ったら、あるときこの成長が急カーブになるということです。


この写真のシソも苗をもらった時はひょろひょろで葉っぱも小さなものが4、5枚ついているくらいでした。成長はとてもゆっくりで、たまに萎れたりもしていました。

「全然葉っぱが増えないな〜」

と思いながら水やりをしていたのですが…

ある時、数日雨が降って3日目くらいに外を見ると、
シソがものすごく増えていて葉っぱが3倍くらい大きくなっていたのです。
思わず「ヒッ」と声を上げて引きました(笑)

シソだけじゃなく、バジルや小ねぎもそうです。みんなピヨピヨで頼りない芽の状態から少しずつ少しずつゆっくり育っていたのに、6月に入ってから成長がすごいのです。3歳から急に15歳くらいになった感じ。


何が言いたいかというと、植物の成長と同じように人の成長にも成長曲線というものがあると思っています。

数ヶ月、数年、場合によっては10年くらい、結果が出ない日々が続くかもしれません。でもそれは変化していないわけではなく、結果として目に見えないけれど確実に力が蓄えられているんです。


「何も変化していない、むしろ悪化している!」と思うようなときさえも、たくさんのことを考えて色々な感情を味わいます。その経験が次に進むための(成長するための)養分です。

何も結果が出ないと思うような時期も、小さな結果は出ているのです。本人がそれを認めていないだけかもしれません。これでは結果が出ないな、じゃあこちらに進んでみよう。そういった一歩一歩がすでに結果に繋がっています。


Aのジャンルで思うような結果が出なかったとしてもBのジャンルで急に結果が出ることもあります。
これは、Aのジャンルで頑張ってきたことが無駄だったことには決してなりません。
むしろAのジャンルで頑張った経験がBのジャンルで生きたからこそトントンと結果が出るのです。




私はイラストのお仕事ではなかなか食べていけずにどうしようか考えていました。
美容やファッションのコンテンツを発信する会社でライターとしてアルバイトしたり、
ベビーシッターをしたり、そんな生活を続けています。
イラストだけでなく漫画でお話が作れるようになりたいからとシナリオの学校に通ったこともあります。


いまだに自分が思い描く結果にはなっていないのですが、それはそれで置いといて、
目の前の小さな結果を大事にしています。

ライターのアルバイトの時の経験が今のストックイラストに繋がっていて、ちょっとずつちょっとずつ売り上げが上がっています。素直に嬉しいです。YouTubeの構成もライターの経験を生かしています。


ベビーシッターのお仕事は予想以上に需要があり、自分を生かす仕事の仕方について実地で学んでいます。


全てのことが結果につながります。ということは、いつどこでどれが結果につながるかわからないので、気になること、目の前のことはとにかく一生懸命楽しんでやればいいと思います。



アンパンマンのやなせたかしさんも、アンパンマンがヒットする前はデザイナーもやっていたしテレビの小道具作り
も頼まれれば引き受けていました。もちろん漫画家で結果を出したいと思っていたと思いますが、それと同時並行して色々な仕事をしていました。でも私はやなせたかしさんはそのどの仕事も楽しんでやっていたような気がします。


種を蒔いてもその種が芽吹いて成長するかは予測できません。
だからたくさん種を蒔いて、やることはやって(水まきとか)日々健やかに暮らすことだけでいいのではないでしょうか。


面白いもの、自分が良いと思うものを作ることに悩むことはいいと思いますが、
結果が出ないことに悩むことはあまり意味がない気がします。(私はもっと悩んだほうがいいと思いますが)


植物は悩んだりしません。
ただ健やかにあるがままの状況ですくすく成長します。


悩みすぎている人は、植物を見習ってたまには無責任に伸び伸び過ごしてみてはいかがでしょうか。

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