幸せを求めて苦しむ心の癖①

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大好きなパートナーと結婚して子供がいて好きな仕事ができていて、お金も十分にあれば幸せなのに。自分の幸せのために他人と条件を出して、現状と比べ、落ち込む。あの人はそれが手に入っているから幸せ。私にはそれが手に入ってないから幸せじゃない。他人と比べて落ち込む。今回はこのような「苦しみ」について原因解決を書いていきます。

|苦しみの発作を起こすメカニズム

誰かが言った一言や、
たまたまネットで見てしまった何気ない画像。

そんな些細なことがきっかけで
心がざわざわ、モヤモヤ、落ち込んでしまう時があります。

普段はスルーできることが、
先月は大丈夫だったことが、
今日は心に引っかかってどうにもならない。

そんな時は必ずトリガー(きっかけ)があります。

例えば、
●生理周期
●風邪を引く前
●寝不足
●ストレスの許容値を気がつかずに超えていた
●習慣の癖
●はたまた想定外のショッキングな出来事
などなど…。

そんなタイミングで心が曇りがちな時に、
不安・不満に囚われてしまうのです。

ただ、これらはただのきっかけ(トリガー)です。

根本にはいつも抱えている
自分の人生に対する不安・不満がある。

そこが何かのきっかけで表に出てくる。

|苦しみの原因はそこではない

「このままでいいのだろうか」
「どうしてあの人はもっと考えてくれないのだろう」
「私なんか惨めな人生だな」

そんな言葉が頭の中をぐるぐるし始めます。

そしてそれは、自分が一番大事にしているものに関係しています。
子供のこと、仕事のこと、恋愛のこと、お金のこと、
私の場合はパートナーのこと。

「パートナーがずっと私のことを一番に考えていてくれたらいいのに」
と思い、そうじゃないことをされるととても不安になります。

そしてその不安や不満を抱えきれなくなって、
相手にぶつけてしまう日があるのです。

だけど、果たしてそれで私の不安や不満は消えたでしょうか?

ちっとも消えません。
しばらくするとまた、ちがうことが引き金となり
不安や不満に支配されてしまうのです。

自分が人生で価値を置いているもの。
うっかりするとそれに自分の存在を委ねてしまっているもの。
(=依存している対象)

委ねていると、その対象を非難されたり、
その対象が思うようにならなかったりすると
急に気持ちが不安定になります。

苦しんでいることはそこに原因があると思って、
なんとかしようとジタバタします。

不安や不満から動いて、
一時的に安心する答えを得られても、
新たなきっかけでまた不安・不満が出てきます。

そう、このやり方だと常に不安・不満に苦しめられます。

子供や、仕事、パートナーが思い通りになる時だけ
安心していられるなんて、そんな不安な考え方に問題があるのです。

そう、苦しみの原因は
パートナーでも子供でも仕事でもお金でもない。

|苦しみの本当の原因

苦しむ原因は、自分の存在価値(安心・幸せ)を他人や条件で測る自分の思考癖す。

望む条件が全て揃ったら幸せになれると思っている思考癖。
このマインドでいる限りずっと他人や環境に依存しないといけない。
それが苦しみの原因です。

この考え方は宗教でも心理学でもいろんな人が伝えていることです。
苦しむ頭のメカニズムはわかっているんです。

では、本当の苦しみの原因がわかったところで、
どうすればこの思考癖から解放されるのか?

ここが知りたい!
どうすればいいの??


長くなったので、
後半へ続きます!

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