主体的に動かないと何も身に付かない

山登りを自分が企画して思ったことは、主体的に動かないと何も身に付かないということ。
今まで私は誰かが計画してくれる山登りに参加することはあっても自分が主催となって山登りをしたことはありませんでした。先日、自分が主催となって山登りを企画したときにある気づきがありました。

それは、初めて山頂の名前やルートを覚えることができたということです。

誰かが主催の山登りではルートどころか山の名前さえ覚えていない私ですが、自分が主催となって計画した山登りは記憶に定着しているのです。

「この差は一体なんだろう？」

と考えたときに「主体的」か「受け身」かのちがいだと思いました。もっと言うと自分で責任を取って動いているか、人任せにして言われるままについて行っているだけか。

山の名前が覚えられたのは責任感から

主体的に動くと言うことは自分で決めて動くことなので、失敗したら自分の責任です。
私が主催の山登りだったので、一緒に行く人の体力や熊の危険、混雑状況など色々と鑑みて登山計画を立てました。調べる時間はそれなりにかかるので労力が伴います。そして相手が楽しんでくれるかなど不安もありました。

こういった諸々の労力と責任を感じるからこそ、計画したルートが未だに記憶に残っているんだと思います。そして、受け身で山登りをしているうちは言われるがままついて行っていたので強く記憶に残っているものがないのです。つまり責任を伴わない受け身な姿勢は体験が身に付かないということになります。私が人より記憶力が弱いと言うのもあります…

ディズニーランドの例

今のディズニーランドって課金せずに遊ぼうとするとかなり計画性が必要になります。まずスマホでディズニーのアプリをダウンロードするのですが、このアプリを使いこなす必要があります。

乗りたいアトラクションのプライオリティパスを取り、観たいショーがあれば抽選のエントリーを行い、パレードの並ぶ時間に合わせてモバイルオーダーでランチやディナーの受け取り予約をして、1回目のプライオリティーが済んだら2回目に乗りたいアトラクションを探します。これを全てスマホ上で行うので、とても忙しい。でもここまでしないと今のディズニーは、平日も休日も混んでいるのでただ並んでいるだけの日になってしまうのです。

私は最初、ディズニーでのやりとりを全て一緒に行った妹（子連れ）に任せていました。だからディズニーランドに行ってきたと言っても誰かにディズニーでの過ごし方のコツやポイントを具体的に教えることができなかったのです。有料のDPA（ディズニープレミアアクセス）と無料のPP（プライオリティパス）の名前さえ分かっていなかった。逆に妹は事前に色々調べて当日も必死にアプリで操作を行っていたので、ディズニーアプリを1回体験しただけでも人に教えられるくらい記憶に定着していました。

主体的に動くと人生が楽しくなる

このように主体的に動くと経験値が上がり自分に自信がつきます。その積み重ねで心の筋力をコツコツつけて、どんどんやりたいことを実現していく力が備わるのです。

受け身は楽ですが、なんでも受け身だと心の負荷がかからないので人間力も備わりません。そして受け身すぎる人は周りからしたら労力がかかるので一緒にいるのが辛くなり人が離れていきます。

人生をより良くしていこうと思ったら「誰かがなんとかしてくれないかな」という受け身マインドでは通用しません。自分で責任を持って主体的に動くという勇気と心の筋力が必要になります。自分の人生に責任を持つことは主体的に動くことです。大変だけど楽しく充実した人生を自分の力で作っていけるのです。


失敗したくない、リスクを取りたくない、だから何もしない。それはそれでその人の人生観なのでいいと思います。

私も昔はそうでした。今の人生は不満だけど自分からリスクを取って動く気もない。「誰かが引き上げてうまい具合に人生どうにかならないかな〜」なんて都合の良いことを考えておりました。

そんなマインドの人間の人生がうまくいくわけはなく…
結果ボロボロボロ雑巾のようになったわけです。その経験があるから受け身で誰かをあてにするような生き方は一番不毛だと感じています。

誰かがどうにかしてくれるのを待つよりも自分からリスク背負って動いた方が結果が出るのは早いし成功率が高いと思うんです。成功に大小はあれど、少なくとも自分の力でどうにかできることが一番重要だと思います。


めんどくさい、怖い、そう思ったらやった方がいい！
今日もマコカフェに来てくれてありがとうございます。みなさんが主体的に動きたいことってどんなことですか？

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