お盆にコロナを発症させたのですが、2週間以上経った現在も本調子ではありません。
周りに聞いても、「倦怠感が残る」「しばらくずっとだるい」という意見があったので、これは長期戦になるな、と感じていました。だからと言って体調が悪いわけでもないのです。
ただ、元の万全な状態ではないという…
その時にふと思ったのです。
「最悪、この状態が一生続くこともあり得る」と。
そう思ったとき
「このどこか不調な状態がデフォルトでいこう」と決めたのです。
というのも、万全な体調に戻るまで療養していたところで。万全になる保証はないと思ったからです。
そして、この療養スタイルが身についてしまったらそれこそ最悪だと思ったのです。
どちらも選択できます。
「万全な状態に戻るまで療養を続ける」
「万全ではないけどこの状態でどんどん動いていく」
私は後者を選びました。
決めた途端、肉を食べ始め外に出て体を動かし、風呂に浸かって汗をかくという生活を始めました。
すると、どんどん元気になっていったのです。それは体が元気にというよりも、精神にエネルギーが戻ってくるという感じです。
この時、私は実感しました。
今の状態がどうであれ、「私はこうする!」と決めると体が動いてくれるのです。
そして、本当に決めたような人生を生き始めます。
このことは人生全般に言えることだと思います。
例えば、失恋したり、失業したり、借金を作ってしまったりとすごい最悪なことって起こりますよね。そんな時は確かにまずは事故って血まみれの状態と等しいので応急処置や休養が必要です。例えばそれが寝込むことだったり、仕事を休むことだったり、失業保険をもらうことだったり、カウンセリングに行くことだったり。
嫌なことが起これば苦しい、悲しい、辛いと思うのは当たり前です。その気持ちは存分に味わってまずは休めばいいのです。
そしてある程度時が経ったら、もう絶不調だろうが病んでようがその状態のまま動き出した方がいいんです。最悪な状態だけどそんな自分の人生を認めて、そんな私でも楽しく生きると決めるんです。
そしたら、今まで気力が湧かずに死んだように生きていた時間に変化が訪れます。
新しい恋人ができたら、新しい仕事が見つかってから、借金を返せたら、幸せになろうとするのではなく、今のボロクソの状態のまま動けば幸せを感じることができます。
そして、そんなボロクソな状態でしんどい中動き出した一歩は、あなたの人生を大きく変えることになるのです。
絶不調な中、一歩を踏み出すこと、意識を変えること。このことがとても重要です。
完璧な状態を待つ必要は全くありません。
元気になってからって一体誰待ちなんでしょうか?
誰かや何かが奇跡的に自分を救ってくれるのを待つのではなく、絶不調な自分と共に歩き出した方が100倍早く元気になります。
何年も苦しんでもいいけど、その苦しんでいる状態で動き出しましょう。
不安なまま挑戦する。
不調なまま動き出す。
苦しみの中でユーモアを言って自分を笑わせる。
来たもの全てに「OK!」と言って、進んで行きましょう。
生まれてきたからにはもれなく全員、生命力(底力)があるんだから、苦しい時ほどそのパワーを使っていきましょう(^^)
YouTubeでもお話してます^^
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