今日は久しぶりに生理痛と眠気に襲われてしまいました。
この波が来ると痛みのある間はとにかく何もできなくなります。
会社員の時、生理で動けずに寝てしまった日がありました。(半日だけど)
男性上司に理解されずに呆れられました。
彼は悪い人ではないけど(むしろ良い人の部類)生理については理解が薄かったのです。
仕事も家事もできなくなるし、体も心も痛くて辛い。
そんなものが1ヶ月に1回もやってくる。
生理があって女性って損だ。と思っていました。
でもあるとき、知人の女性にそれを話すと、
「私の母が言っていたけど、生理があるから女性の自殺は男性より少ないんじゃないかって」
「毎月血を流して、感情を爆発させるからそこで毎日のバランスを取っている」と言う意見でした。
確かに成人の自殺率って女性よりも男性の方が2倍近く多いですよね。
血液を定期的に抜いた方が体に良いかどうかは分かりませんが、
私はその話を聞いたとき、「なるほど!」と感動したのです。
毎月毎月やってくる生理に心身ともに振り回されて情緒は不安定。
彼に八つ当たりして関係が悪くなることもたくさんありました。
もちろん八つ当たりは考えなきゃいけないけど、
ここで言いたいのは、女性は嫌がおうでも毎月負の感情を引き出されるということです。
イライラ、不安、悲しみ。
生理になるとこれらの感情を強く感じるのです。
(もちろん人によります!)
私は普段溜め込む人や心に何か傷がある人は尚更、
負の感情が顔を出すのではないかと思っています。
だからこそ生理は憂鬱でしたが、この話を聞いて、
生理は心のバランスを取るために、
心に溜め込んだ感情を気づかせる役割もある
という見方もできるようになりました。
男性はその点、感情の浮き沈みが少なくて、
あまり不満や不安を口に出す人は少ない印象です。
負の感情があっても本人は気づいていないことも多いと感じます。
だから男性ってすごく頑張りますし、一見すごくまともに見えます。
だけど実は男性の方が女性より内面の嫉妬心やプライドが凄まじい人は多いと思ってます!!
そんな男性のそんな場面が垣間見えると、引く(笑)
この感情とうまく向き合うことができる人はいいのですが、
うまく発散できないと、病気になったり、精神に異常をきたすのも理解できます。
その点、女性は毎月小出しにこの負の感情を引き出されます。
だから、狂わずに生きていけるのかもしれません。
人間はプラスの面だけで生きようとするとバランスを崩します。
良いとき、悪いときのバイオリズムがあるから、まともに生きていられるのだと思います。
喜びや楽しさ、平和だけが良い感情だというのは偏っています。
生きていれば矛盾は起こるし、苦しみや悲しみ、妬みなどの感情だって湧き起こります。
そこでマイナスなことを認めずに抑圧しているとおかしくなります。
バイオリズムは誰にでも自然に流れています。
良いときも悪いときもあるのが当たり前です。
男性に生理はないけれど、自分の感情を認めることは誰にでもできます。
誰もいない山で叫んだり、サウナ行ったり、サーフィンしたり、料理したり、絵を描いたり。
負の感情を自分を傷つけないやり方で表現する努力は必要です。
悪いと思っているものの中に自分を生かすヒントが隠れていると思えば、
生理も負の感情も悪いものでもありません。
人は我慢すれば狂います。
社会的に認められる人がまともな人ではありません。
バイオリズムに乗って、自由にどんな感情も認める人がまともな人です。
それでは今日はこのへんで。
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