ミノムシの工作

遊び

秋冬の風物詩?「ミノムシ」を作ってみました。


チラシやパンフレット、工作で使った紙の切れ端などを葉っぱや枝にしてミノムシを作ります。芯の部分はスタバのスリーブを再利用。

ミノムシについて調べてみた

ミノの中は黒っぽい幼虫が住んでいて、ミノガという蛾になります。
ミノムシは口から糸を出して木の葉や枝でミノを作っていきます。この口から出ている糸の強度はなんとナイロン繊維の4倍だそうです!化学繊維よりも強いミノの糸。冬の北風にも負けません。


ミノムシは春にさなぎになり羽化します。でもミノから出て飛び回るのはオスだけ。メスは羽化してもほぼイモムシのままさなぎの中で過ごすんです。交尾をして(その状態でどうやって?)ミノの中で卵を産みます。オスは交尾をした後はすぐに死んでしまい、メスも卵を産んだ後は小さくしぼんで死んでいきます。

初夏

卵は初夏に孵化し、幼虫たちはミノから出て自分のミノを作り始めます。ミノのまま移動しながら色んな葉っぱを食べて大きくなります。


越冬に向けてたくさん葉っぱを食べて冬までに木の枝にミノをくっつけます。


くっつけたミノの中で冬眠します。ミノの中は糸で作ったふわふわのマユで囲まれていて幼虫は温かく冬を越せます。

何かを作ることは世界を知ること

工作や絵を描くとき、作ろうとしているものをよく観察します。頭の中だけの架空のものであってもベースとなるものは存在していて、それを知った経験があるはずです。今回のミノムシ工作の場合、ただただミノムシっぽいイメージで作って終わりでも良いのですが、作っているうちに

「なんでミノを作るんだろう?」
「ミノの中身はどうなってるんだろう?」
「これっていつかは出てくるのかな?」

と次々と知りたいことが出てきました。そうすると調べます。ミノムシのことを知ると「そうなんだ!」と驚き、世界は知らないことだらけだということを知ります。自分とは全く異なる生態系が自分の知らないところですごいことをして生きているんだなとワクワクします。

このブログやYouTubeを発信するときも少なからず対象のものを調べるのですが、新しい視点が生まれて勉強になるのです。何かを作る、生み出すことは世界を知ることだなと感じます。世界を知れば知るほどおもしろく生きれます。彩り豊かに生命が溢れていることを感じて元気になれるのです。


今日もマコカフェに来てくれてありがとうございます。

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