姪っ子が興味を持つかどうかわからなかった「お裁縫遊び」。
フェルトや刺繍糸、針などを見せると興味津々に「やりたい!」と乗り気です。
5歳の姪っ子はまだ針を使ったことがないので、まずは「縫う」練習から。
刺して、引いて、また刺してを繰り返します。
単純な作業ですが、布の裏は見えないし針に指が刺さらないように気をつけながら行うので集中力が必要です。
「縫う」感覚に慣れたところで、ぬいぐるみ作りに取り掛かります。
作りたいモチーフを決めるのですが、姪っ子は「ユニコーン」が作りたいとのこと。画像を調べて好みのイメージと作れるかどうかを擦り合わせていきます。
フェルトを切って、張り合わせて縫います。途中で綿を入れて、また縫っていきます。簡単そうですが意外と時間はかかります。姪っ子は2時間弱、休憩もせず集中して作っていました。
最後は可愛くデコレーション。
好きなビーズをくっつけて「かわいい!」と満足の様子。
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指先を使うことは脳に良い刺激になります。集中力や判断力を司る脳の部分が活発になるのです。
人間の進化の話になるのですが、人類は他の哺乳類よりも頭が良かったから進化を遂げ哺乳類界のトップに君臨しています。では、頭が良かったのはたまたまラッキーだったからでしょうか? 実は指先を動かすことで脳が刺激され脳の細胞が発達していったと言われています。脳が発達すればさらに複雑な指の動きができます。そうすることで指先と脳の間に好循環が生まれ、人間の脳はどんどん進化していったのです。
脳の働きを活発にするには体を動かすことが先に来るのです。勉強をして知識や技術を身につけたところで、そもそも脳自体が健やかで元気でないとこれらの力は発揮されませんよね。
お部屋遊びでは工作やお裁縫のように指先を使う遊びで子供の脳の機能が活性化されるのです。やはり子供は遊ぶことが一番大切。
隣で姪っ子の楽しむ姿を見ながら、「この子の脳は今どうなっているんだろう?」と興味深い気持ちで一緒にお裁縫を楽しみました^^
指先を動かす上でバイオリンやピアノなど楽器に触れることも脳にとってはとても良い刺激になります。
私は小さい頃ピアノなど楽器に触れてこなかったので、大人になってみて「やっておけば良かったな〜」と思います。
ただ、指先を使うことは子供だけでなく大人の脳にとっても良い刺激になります。今からでも遅くありません。
脳を活性化させるために、スマホでアプリゲームをする時間を少し割いて、刺繍をしたりピアノを習ってみるのもいいなと思う今日この頃です。
指を動かすことは脳を活性化させる

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