小さい鍋で子供たちのお米を炊いているご家庭を見たとき、なんだかいいなと感じました。早速真似してみると、米を鍋で炊くことは意外と簡単なことに気づいたのです。
よそった後に写真撮ったらなんか汚くなった…。でも美味しく炊けました^^
火にかけているのさえ忘れなければ意外と簡単なんです。
で、実際に炊飯器と比べて土鍋で炊いたご飯は美味しいかというと、そんな差はないと思います。
今の炊飯器は性能が良いので十分美味しくお米が炊けます。
じゃあなんで土鍋で米をわざわざ炊くかというと、
楽しいからです。
結果だけ考えれば、ボタンひとつで炊き上がる炊飯器の方が手間暇かかりません。
私は米を炊く工程を楽しむために土鍋で炊いてます。お米が沸く音で火加減を調整したり、蒸らしている時のワクワク感を味わったり。自分で手を加えて作っている実感を味わっている時間が楽しいのです。
お掃除もそうです。ルンバやダイソンで綺麗にするのはもちろん便利ですが、箒とちりとりで部屋の誇りを集めている時のあの感覚。1日にどれだけ部屋にゴミや埃が溜まるのか、目に見えてわかるのです。単純に掃いている時の感触も好きです。
丁寧な暮らしを心がけているわけでもないし、新しい家電も大好きです。だから、たまに原始的なやり方をするのは、掃除や料理で五感を刺激して楽しむためです。もはや趣味。成果や結果ではなく過程をどれだけ感覚的に楽しめるかに重点を置いてます。すると結果的に、出来上がったものへの満足度も増すのです。
なんだか最近疲れているな、生活にハリがなくてつまらないな、と思っているなら、是非土鍋でご飯を炊いてみてください。「今」を味わうことで生命力に刺激を与えることができます。
人生を変えるための劇的な何かを起こそうとするのもいいけれど、ささやかな日々の暮らしの中に、心を豊かにする栄養は散りばめられています。心に栄養が溜まれば、自然と人生は繁栄していくと思ってます(^^)
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