先日、ヘアサロンでカットをしてもらいました。私のイメージは耳が出るくらいのショートヘア。軽やかに大人キュートなイメージにしたくて。
1時間後仕上がった私の見た目は、日本猿のような感じになっていました。
「…予想以上に思っていたイメージと違う!!」内心そう思い、やっちまった!と思いました。
美容師さんがしくじったとかそんなことはないんです。ショートカットが難しいことは良くわかっていたので、何度も試していた私は腕のある美容師さんを絞っていました。だから今回も私が実力を知っている人にお願いして切ってもらったのです。
ただ…私の要望を叶えるためには、髪質・毛量、クセのつき方、襟足の長さ、頭のはちが張っている、顔の形、などなどすごくたくさんの難関があるのです。
これって、ショートカットあるあるかもしれないのですが、ここで落ち込む必要は全くないことをお伝えしたい!むしろ人生の見方を変えるチャンスを頂いたと思って欲しいのです。
なぜなら、人は自分の想像の範囲内でしか行動しない癖があります。だから予想外のことというのはその想像の範囲内をぶち破るチャンスなんです。
人って、私はこうゆうタイプで、こうゆう人間関係で、こうゆうライフスタイルのレベル、といったふうに無意識に今までの価値観で自分という人間を決めつけているのです。
でも、本当は自分という人間は自分でもわからない可能性を秘めています。
何かとてもショックな出来事があって、人生が変わったというのはまさにその原理が働いています。
例えば、最愛のパートナーと別れたり、会社をクビになったり、病気になったり。
これらのことは一見とても嫌なこととして人生に訪れます。でも、実際にその嫌なことが起こったあと、その人たちの人生というのはより深く、パワフルなものになって拡大していきます。
何もここまで大きなことを起こさずとも、私たちは日々の生活で自分を変革させるチャンスをもらっているのです。それを、今までの思考で抵抗して「嫌な出来事が起きた」で終わらせてしまうので、なかなか気づかないだけなのです。
今回私が日本猿ヘアーになってしまったことは今までの自分にとってはショックなことでしたが、それと同時に、私は世間(主に男性)に良く思われたいと思っていた自分に気がつきました。無自覚に世間に合わせた髪型をしてきてた、とハッとしました。もちろんTPOは大切ですし、人に不快感を与えることは好みません。ですが必要以上に気に入られることもしなくていいや、と気づいたのです。
この髪型の私はきっと男性受けが悪いでしょう。
ですが、この髪型になることで無駄に自分を良く見せようとしなくなるので、きっと本来の私の素直な部分が出てきます。
当たり障りなく世間に合わせた無難な私の外見はもう通用しなくなってしまいました。これからは見た目を超えた「私」という人間の生命力に反応する人と人間関係を築いていこうと思うととてもワクワクした気分になります。
そこで思い出したのですが、私が尊敬する岡本敏子さんは髪をとても短くしていていわゆる女性っぽいヘアスタイルやメイクではありません。ですが、ともて女性らしくてチャーミングです。
フリーダカーロも恋多き女性として知られていますが、眉毛が繋がっています。
こちらも恋多きエディットピアフも弓形でとても細いユニークな眉毛をしています。
どの女性もとても個性的。ですが誰よりも女性らしい魅力があります。それは、いわゆる世間的な性的な魅力としての女性らしさ、とは違い、もっと女性本来の生命力のようなパワーを感じるものです。
髪が日本猿になって、改めて「女性」というものを考えることができました。
女性の魅力とは、見た目の美しさや性的な魅力だけが魅力なのではなく、その女性の生命力に人は惹きつけられるのだと思いました。
このように、私は意識が変わるチャンスを得たのです。
どんな髪型をしても良くて、男性受けするへスタイルが好きならそれでいいんです。
ここで言いたかったことは、予想外のショックな出来事が起きたとき、それこそあなたの生命力が活性化するチャンスだよ、ということです。そして、活性化した生命力は自分の人生をより楽しく豊かなものへと導きます。
何か望まないことが起きたとき、そう思ってみてください。
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「予想外のことこそ自分を変えるチャンス」
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