クラウド系のサイトでお仕事を探していると、萌え系イラスト(アニメ絵)の依頼がすごく多い!
特にココナラさん。
YouTubeだとVTuber(バーチャルYouTuber)に萌え系アニメキャラを使ったり、TwitterやインスタなどのSNSでは萌え系イラストをアイコンにしたり。自分のオリジナルキャラを萌え絵で描いて欲しい人が多い。
ランサーズはココナラに比べて法人のお仕事の方が多いのですが、そこではゲームに使う背景やキャラクターの絵の依頼があるのですが、やっぱりテイストはアニメ絵の依頼です。
アニメ絵(とかく萌え絵)の需要がとにかくすごい!
確かに、萌え絵を見ていると色彩、画力、構図、ポージング、背景など、平均的にものすごくレベルが高いんです。使っているソフトやアプリの力もありますが絵師さんの技術力が全員ハイレベルです。
見ていて可愛いな、綺麗だな〜と思うし、私はこういった萌え絵を額に入れて部屋に飾ってみたいな、おしゃれだなとも思うんです。
私も萌え絵が描けたら仕事が増えるかな…と思い、一回挑戦しようとしたことがあります。
ですが、おそらく私の中に全く要素がないジャンルだったのか、体も気持ちも全く動かない。
ものすごく努力すれば模写はできます。だけど、気分は乗らないでしょう(;;)
このことから私は萌え絵を諦めました。
いくら需要があっても、クラウド上でたくさんの人の描いてくれという依頼を目にしても
適応できないのです(;;)
そして、萌え絵が好きで、小さい頃からアニメや萌えキャラを愛してきた人には到底及ばないのです。
それは技術的なこと以上に自分の好きなものに対する「愛情」の差です。
どんなイラストを描くにしても描く人の「愛」は絶対に絵に出ます。
そして作品を見るお客様はそれをちゃんと感じ取ります。
だから技術よりも何よりもイラストレーターがまず外しちゃいけないことは
自分の作風を誰よりも自分が好きかどうかです。
そして、イラストを使う人がどんな気持ちになって欲しいか。
どんな思いを届けたいか、それはイラストレーター一人一人が持っているものだと思います。
だから、(仕事がもらえるからという理由で)萌え絵が描けたらいいのにな…と思っても、
それは萌え絵が天職の人に任せて、自分は自分の得意なジャンルを愛情込めて磨いていこうと思います。
ちなみに私の得意なジャンルは「ちょっとムカつく感じが出るシュールなイラスト」です。
萌え絵との飛距離(爆)
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