前回のブログの内容とも重なるのですが、現実というものはやはり自分次第だと思うエピソードがありました。今回は仕事ではなく恋愛・パートナーというジャンルでのお話です。
結論から言うと、出会いを活かす人と活かさない人のちがいは「こうあるべき」という自分のルールをどれだけ緩められるかです。
これは「相手の良い面」に焦点を当てるか、「相手の悪い面」に焦点を当てるかにつながります。
ここで注意して欲しいのですが、これは好きでもない相手と無理矢理付き合うために妥協して相手の嫌だと思うところを受け入れろと言う話ではありません。あくまでも付き合う付き合わないは別として、一人の人間としてまっさらな状態で相手を見ようということです。
さて、実際にあったエピソードです。
Cさんは出会った男性との散々だったデートの話をしてくれました。
「こんな服装でやってきた」
「この言い方が嫌だった」
「こうゆう性格が嫌だった」と。
彼女の気持ち、わかります。話を聞いて確かに嫌な思いをしたんだろうな、と共感もしました。
ただ、気になったのが、彼女の中に「こうあるべき」というルールで人を見過ぎていることでした。
相手の服装や言葉遣いも彼女にとっては「こうあるべき」ルールから外れていたかもしれませんが、私から見たら許容範囲かなと思います。
もちろん人それぞれ自分の許容範囲は違います。
だからこそここがポイントなのですが、この許容範囲が広い人、「こうあるべき」ルールが少ない人ほど人間関係は円滑になり、良い出会いを引き寄せます。
どういうことかというと、こうあるべきという自分ルールが少ない人は相手と楽しい時間を過ごす割合が多くなります。自分の色眼鏡で相手を判断しないので素直に相手の価値観から自分に良いヒントを得たりします。逆に、こうあるべきというルールで人をジャッジする人は、人の価値観を素直に受け入れられずに、不平不満の多い時間を過ごすことになります。
楽しい時間を過ごした人は、生命力が生き生きとして、また次の活動にそのパワーを使えます。
不平不満な時間を過ごした人は、生命力が低下して、次の活動をするパワーが残っていません。
パワーがある人はどんどん人と楽しい時間を過ごし、理想の相手と巡り会うことも自然に訪れます。
パワーが不足している人は、自分のこうあるべきルールを手放さないとずっと不平不満な関係に留まってしまいます。万が一自分のルールを全てクリアしている人が現れても、付き合っていく中で必ずまたルールに引っかかります。そうすると、せっかく理想の人とお付き合いできてもいずれ不平不満のある関係になって、お別れということにもなりかねません。
これが、出会いを生かす人と生かさない人の違いです。
あとCさんの話を聞いていて気になったのが、そこまで嫌な思いをしたのにデートは最後までしたそうです。
自分のルールを弱めて相手と楽しもうとすることはもちろん大切ですが、それでも合わない相手というのはいます。そんなときは早めに切り上げる選択も大事です。相手に悪いと思うかもしれませんが、嫌々一緒にいられる方が相手にとっては失礼です。
自分が楽しく過ごす。これは相手とは全く関係なく自分で作ることができます。
不平不満を言いながらも一緒にいるのはある意味相手に依存している状態です。
「あなたのせいで私は楽しくない」
と、人のせいにしている方が楽かもしれません。だけどそれだとずっと不満が付きまとう人生ですよね。楽しませてもらおうとせず、自分から楽しくしていきましょう。
こうやって自力で楽しむ時間を過ごす人は、結果的に相手にとっても居心地の良い存在になります。その相手とご縁がなかったとしても次に活かすエネルギーはちゃんと生まれています。
このように人間関係は自分の中の「こうあるべき」ルールを緩めることでグンと良好なものになります。
もちろん、自分のルールを一度手放すのはとても恐いことです。なので、やってみてやっぱり違うと思えば戻せばいいのです。大事なことはルールを手放すことで「新しい観念も悪くない」と気づくこと。この感覚が自分を自由にして人生を拡大していくきっかけになるので、私はオススメします(^^)
そうすると自然と人間関係も広がりますしね。
それでは今日はこの辺で。
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