生命力が弱まっているときの過ごし方

心(頭)の話



どういうわけか、生きる気力が湧かず
絶望の沼の底に落ちたような気分になるときがある。
そんな時期は日々鬱々と過ごす。

こんなときは本当に辛い。


恋人にフラれた、会社をクビになった、コロナで元気が出ない、
などなど原因がわかるものもあれば、特によくわからず気力が湧かないことも。
季節の変化に体がついていかずに自律神経が参っている場合も。
加齢の場合も 🙄 


理由はなんであれ、
とにかく元気が出ない。


この無気力の沼に一度落ちると、
昨日と同じ気持ちを引きずり、
中々抜け出せない場合がある。


とにかく何もする気が起きない。
食欲もあまり出ず、
眠りが浅く、寝起きは最悪。


そんなとき、
私は3段階に分けて行動する。

  1. 深呼吸
  2. とにかく眠る
  3. 散歩・料理・掃除・洗濯


1.深呼吸



本当に元気が出ないとき、

もう呼吸くらいしかできない。

だから、深呼吸に集中する。


脳の本で、深呼吸が
心身ともに良いことは
検証されている。


深呼吸が
「未来」への不安や
「過去」への憂いで
あちこち散ってしまう意識を
「今」にとどめてくれる。


嫌な思考も深呼吸に集中しようとすると
膨らむスピードが弱まる。


まずは深呼吸で
幸せホルモンのセロトニンを
脳から出して、自分に安心感を
与えてあげる。


2.とにかく眠る



とにかく眠る。
眠れなくても電気を消して
横になって目をつむる。

私がまだ未成年の頃、私の母は
「眠らなくてもいいから、横になって目をつむるだけでも
体は休まっているから大丈夫。」
と教えてくれました。

当時の私は、
「眠れなくても体は休めてるんだ!」
と鵜呑みにしてとても安心した気分で
爆睡しました。

「眠らなきゃ」とこだわらずに
横になり、目をつむり刺激から
体と脳を休ませてあげましょう。


色々思考が出てきてしまって全く休まらない人は
睡眠導入剤やサプリなどを処方してもらう方法も。
私はお薬は飲んだことはありませんが、
使用している方の話では「あり」です。


3.散歩・料理・掃除・洗濯

これはできる範囲で行います。
いつもしていることを、少し無理しても
やり始めることで日常のリズムを取り戻していきます。


と、同時に無気力になったときの
悪習慣を断ちます。


人間は昨日と同じことをして
昨日と同じことを考えて
思考と行動を自動化してしまうのです。
なぜなら、なるべくエネルギー消費を抑えて
生きるようにできているから。


なので、
悪習慣や自分にとって良くない思考が
板についてしまっている人は、
この自動操縦を一旦止めて、違うことをする必要があります。


それには全く新しいことをするよりも
元気なときにできていた習慣化された行動を
取り戻す方がスムーズです。



まとめ

この3ステップを踏んで、
どん底からなんとかフラットな状態へ戻します。



自分を生きる上で、
ズレてしまうことはよくあること。


その度にフラットな状態へ戻す訓練をする。


そして生命力が戻った時点で
今度は自分を楽しませる行動を起こす。


そうやってエネルギー不足の自分とも
しっかりと向き合っていくことで、
自分の人生に責任を持つことができます。


何を成し遂げても成し遂げなくても
まずは、不調なときの自分をケアする。
そこをしっかり対処することが
人生に手応えを感じて生きることにつながるのでは、
と感じています。












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