決めたらそうなる

思考というものは自動的に昨日と同じことを考えます。
9割以上、昨日の自分を引き継ぐんです。

なぜかというと、思考することはとてもエネルギーを使います。
私たちの脳は無駄なエネルギーを使わないようにするため、
自動思考が働き、いちいち最初から考えなくても動けるようになっているのです。

だから、変わらない毎日が続くんですね。

ということは、自分にとって変えたい思考は
「意識」して変える必要があります。

例えば、ある人が恋愛で悩んでいるとします。
その人は今の自分の思考のまま生きていたら、
変わらず恋愛で悩む日々を送ります。

でもここで、「私は幸せな恋愛をする」と決めます。
すると、徐々に徐々に、自分の意識が「幸せな恋愛」に向かい始めます。
そうすると、今まで選択していた行動にも変化が現れます。

現実を変えるというのは、
他人や周りの環境を変えようとすることではないんですね。

まず「意識」の変化が先に来て、
次に選択や行動が変わって行きます。
すると、現実が徐々に変化して行きます。

これが、「自分で決める」ことの重要性です。

現実は、兎にも角にも自分で
「そうする」と決めないことには変わらないのです。

努力よりも何よりもやることは
望む自分の世界を「決める」ことです。

だけど、多くの人が望むような現実は訪れないと嘆きます。
そうなんです。それくらい「意識」することは忘れてしまうものなのです。

だから毎瞬毎瞬、「意識」することが大事になります。

朝起きて、「今日はこんな日にする」と決める。
午前中、嫌な気分がよぎったら「私は気分良く過ごす」と決める。
午後、「こんな仕事が来るように動く」と決める。
夜寝る前に「こんな生き方をする」と人生の望みを決める。

と、こんな感じで意識的に望む世界を決めて行きます。
気分が落ちて考えられないときがあってもいいんです。
肝心なことは、「意識して決める」ことを忘れないこと。

変化はいきなり起こるのではなく、徐々に徐々に植物のように成長します。
気がついたらとんでもない変化をしているんです。

毎日の目の前の瞬間をどう生きるか。
自分で自由に決められるのです。

#人生を変える
#人生が変わるとき