ふと思い立ち、
ひとり旅に出ました。
私は38歳。
私が描いていた38歳の自分は、
夫と子供2人くらいの家族を作っていて
夏休みの旅行は海に山にと楽しそうだな〜
というものでした。
しかし私は未だに独身です。
だから一人で旅行に行きます。
寂しい気持ちがないわけではないです。
誰かのインスタグラムで
その人がとても素敵に撮られている旅行の写真を見たときに、
私もこんな風に
写真を撮ってくれるパートナーが欲しいなぁ
と羨ましくなりました。
でも私は旅先で一人です。
一人だけど、自分の写真を撮って欲しいと思いました。
だから、私は思い切って知らない人に声をかけました。
「すみません、写真を撮ってもらえませんか。」
「いいですよ。」
と、親切に写真を撮ってくれた女性。
私は嬉しかったです。
勇気を出して声をかけたこと。
親切にしてもらえたこと。
自分の写真を撮ってもらえたこと。
その後、この女性とバスが一緒だったので
彼女が駅に着くまでの短い時間、
楽しく会話をしました。
東京だったらこんな風に知らない人と
いきなり会話を交わすことはないでしょう。
これはひとり旅ならではの楽しみ方。
その後も私は数人に声をかけて
いく先々で写真を撮ってもらいました。
みんな親切に写真を撮ってくれて
本当に嬉しかった。
とてもありがたい気持ちになって
人と繋がるって嬉しいなぁと感じました。
これって、私に夫や恋人がいたら
経験できなかった喜びかもしれません。
そのとき私は考えました。
「ないからない」
のではなく、
「ないから与えてもらえる」
んだなと。
恋人や夫がいないから、
一緒に行く友達がいないから、
だから写真撮ってもらえない。
そうやって理由をつけて
何もしない選択をすることもできます。
でもそれだと、もったいない。
何がもったいないかって、
いろんな繋がりが待っているからです。
チャンスと捉えてもいいです。
一人だから勇気を出して
世界に働きかけるエネルギーをもらえる。
私の一言が誰かの親切を生み出すのです。
「無」から「有」です。(理屈っぽい)
そして人の親切に心から
「ありがたいな」と思えることが嬉しいのです。
たとえ断られても
勇気を出した自分に感謝できます。
恋人や家族、友達と旅行をしている人を見て、
楽しそう!いいね〜と素直に思えるのも、
一人旅で勇気や感謝など
いろんな感情を与えてもらって
満足している自分がいるからです。
(恋人や家族、友達が)ないから
(自分の勇気、他人の親切、感謝が)与えられる
これはなにも、
一人でいることの正当化で
無理やりポジティブな話をしている
と捉えないで欲しいのです。
もちろんパートナーや家族、
友達と旅行をすることも
望むのなら必ず叶えましょう。
ただ、現実がどっちであれ自分次第で
幸せだなぁという満ちた気持ちを味わうことはできるよ
ということです。
今日はそんな一人旅で感じたお話でした 🙂
読んでくださりありがとうございます 😛
YouTubeでは
もっと深い心の話などを
喋っています。
じわじわ効いてくるから観てみてね(^^)
#女ひとり旅
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