JALに怒り山形に癒された珍道中【前編】

今日のマコ

山形空港に到着

先日、山形へ旅行に行って来ました。
羽田から飛行機を利用したのですが、実は出発前の搭乗ゲートで JALの対応にモヤっとすることがありました。詳細は省きますが、モヤモヤというか、かなりムカムカした気分のまま私は山形の地に上陸したのです。


一面白で覆われた世界! 

私は気分が優れない中、空港からのシャトルバスの時間まで椅子に座って待っていました。
すると、山形に来たお客さんを送り出している人(おそらく山形の人)の会話が何となく聞こえて来ました。

その会話の内容がどうというわけではなく、話している人たちの朗らかさというか優しい感じが声色や言葉使いから伝わってくるようでした。「ありがとう楽しかった」「ありがとう、また来てね」という言葉からは素直さや本心で言っているという暖かいものを感じます。

その時はわからなかったのですが、私はこの時からすでに山形に癒され始めていたのです。

そしてシャトルバスが来たので乗り込むと、運転手さんが何とも言えない良いキャラクターです。口下手なのか運賃を伝えるのも申し訳なさそうに「現金のみだけど大丈夫ですか」と小さな声で言っていました。



この日はとても吹雪いていて、バスが出発してから数十分で反対車線にクラッシュした車が視界に入りました。緊張感が走りましたが、運転手さんの運転がとても丁寧で私は最後まで怖い思いをすることなく目的地に到着できました。

 

銀山温泉


素敵な宿が建ち並ぶ銀山温泉の街並み

銀山温泉は温泉と付くくらいなので温泉街なのですが、宿に泊まらないと温泉に入れないところがほとんどで、日帰り温泉を利用できる所は2件ほどなんです。足湯もあるけれど、写真のように座る場所には雪が降り積っていて足湯ができる状態ではありません…。


雪の多さが伝わる一枚です。

足湯には浸かれなかったけど雪の降り積もる温泉街を見ているだけでも楽しめます。


古勢起屋

能登屋旅館


藤屋


暖かい温泉に手を入れて束の間の暖を取ります。

案内所を見つけたので、日帰りで入れる宿を聞こうと思い、扉を開けようとするのですが中々開きません。
雪で固まってるんだと思い、力づくで開けようとしていると後ろから「今日はそこやってないよ!」と声をかけられました。振り向くと作業着を着た男性がいました。
私は困って「ここに行きたいのですが…」と伝えると、男性は「あー!そこはぐるっと戻ってこの坂の上だね」と教えてくれました。

スタッフの人でもないのに仕事の手を止めて親切に教えてくれる人の優しさに感謝しました。

もしやクマ?!

そして教えられた道を歩くこと15分…

ここからさらに進むと山の斜面が出てくるのですが、雪で埋もれている切り株や岩がクマに見えて腰を抜かしそうになりました。クマと目が合ったら走らずにゆっくり後退りして距離を取れと言いますが、無理です。切り株をクマだと勘違いした私は最初は早歩きでしたがどんどんスピードが上がり最終的に走っていました。そしてこけました。クマではない切り株にさえこの有様です。窮地の時に冷静になることの難しさを実感しました。

泣きそうになりながら温泉旅館へ到着!

瀧見館

銀山温泉で唯一日帰り温泉を利用できる宿です。
受付の男性が気さくな笑顔で「いらっしゃいませ」と出迎えてくれて、クマの恐怖(本当は切り株だけど)で張り詰めていた私は一気に安堵しました。

温泉はほぼ貸切で雪が降る中の露天風呂は至福のひとときです。
写真を撮れないのが残念。

帰り際に食事処を聞くと、同じ系列で5分下ったところにお蕎麦屋さんがあるとのこと。早速向かいます。5分とはいえ、凍った坂道を歩くのでそれはそれで違った緊張感がありました。


実は目の前に白銀の滝が見えています!

こちらも入った瞬間、笑顔で「いらっしゃませ」と明るく出迎えてくれました。
奥のスペースに通されたのですが、なんと目の前に行きたかった白銀の滝が見えます!
1400円くらいの鴨のお蕎麦を頼んだのですが、この値段でこのロケーション、しかも他のお客さんが来ないので個室状態です。

お蕎麦は美味しくて、お店の人もとても朗らかで優しさを感じました。

山形にあるもの

この後、カフェにも寄るのですがそこの若い男性店員さんも優しかったです。最初はチャラそう…と思っていたのですが、困っている際に「これ使っていいっすよ!」と助けてもらい、見た目で判断したことを反省しました。

帰りのバスの運転手さんもサービス精神で乗客を楽しませ、人間味のあるキャラクターでした。

一日、山形の人に接して思ったのは、山形の人は朗らかで心のある接し方をしてくれるなぁという印象です。もちろん観光地だからコミュニケーション能力が高い人たちだとは思いますが、それにしても目を見て笑顔で挨拶してくれるとか、困ってたら手を差し伸べてくれるとか、こういう対応って中々できることではありません。言葉遣いはラフでも彼らの態度や表情は思いやりのある優しさがありました。


人を思いやる心がない人の仕事はAIで代行できます。私が出会った山形の人たちの代わりはAIにはできません。いくらAIが進化しても、私はやっぱり生きている人の優しさに救われます。

「よく来たね。いらっしゃい」という優しい思いが伝わるから、私は山形にまた行きたいなと思うのです。

(後編へ続く)

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