
私はくしゃみの音がでかい人に不快感を持っていました。
電車内や路上で不意打ちの爆音のくしゃみにびっくりすると同時に怒りさえ湧くことがあります。
「くしゃみをするだけでその音量いる?!」
と、毎度疑問でした。周りの人のことを考えずに爆音のくしゃみをする人(主に50代以降の男性が多い)にイラッとして眉間にシワが寄ることもしばしば。
ですが、先日「くしゃみの音がでかいのは加齢による筋肉量の低下が原因」という記事を目にし、くしゃみがでかい人に対するイラッとモヤっとが和らぐのを感じたのです。
肺活量が多かったり横隔膜などの呼吸筋が強い人はくしゃみの音が大きくなるのですが、若い人は他の筋力で吸気量・呼気量をコンロトールしてくしゃみの音量を抑えられるそうです。しかし、加齢に伴い呼吸筋以外の筋力が落ちることでくしゃみの音量をコントロールできなくなります。
女性よりも男性の方が肺活量や筋力が多いのでくしゃみが大きくなりがちです。
くしゃみがうるさい人に50代以降の男性が多い理由が理解できました。
「加齢が原因なら仕方ないか…」
と、相手の事情を知ることで、「なんでこんなことするんだろう」と言う理解不能な部分が明かされます。私は理解できないものに対して嫌悪感が出るのだと思いました。
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このくしゃみの件で以前の記事でグチグチおばばや自分語りおじじの話をしたのを思い出しました。彼らの事情を知ることができたなら、拒否反応で無下に扱わずもう少し優しくなれるのかなと思いました。
いずれにしろ、でかいくしゃみも愚痴や自分語りも迷惑なことには変わりませんが、嫌だなという気持ちはだいぶ薄まるのかもしれません。それって優しいことですよね。相手の事情を想像してみる。それは自分にも優しいことにつながります。嫌な気分なんてできるだけ感じない方がいいのですから。
今日もマコカフェに来てくれてありがとうございます。
最近、めっきり寒くなってまいりました。これから紅葉が楽しみです。
事情を知ると「イラっと」「モヤっと」が和らぐ
心(頭)の話









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