焚き火で自己肯定力がつく話

人生

あっとゆう間に10月になりました。
秋は気温が涼しくなって山登りやキャンプを楽しみたくなります。

わたくし、初めて一人で焚き火に挑戦しました。車を手配して道具を乗せて、秋川渓谷までドライブです。もうこの時点で楽しいのですが、絶対車一台しか通れないような山道(一通ではない)に差し掛かり楽しい気分が一変して緊張感に包まれました。

そしてまたもや「熊出没」の看板…

この時点で私から分泌されるのはセロトニンからアドレナリンへ変化しました。

無事に目的地に着き一安心。ソロキャンなので、周りがファミリーやグループばかりで混んでたらちょっと気まずいと思っていたのですが、



人っこ一人いない…。
マジでソロキャンです。

「熊が出たらどうしよう…」と言う恐怖が襲ってきましたが、目の前のやるべきことに集中して恐怖を追い払いました。焚き火はやることが多いので忙しくしているにはもってこいです。

火起こしはスムーズに行き、飯盒炊飯を開始しました。



火が安定したら、ちょっとしたおかずの用意をします。
ベーコンエッグにウィンナーを準備して朝ごはんのようなメニューです。


米は私好みの硬めに炊き上がりました。



何とかご飯ができました。
いただきまーす!


野菜がない…

シンプルな料理も焚き火で調理して自然の中で味わうと本当に美味しい。
たまに獣の匂いがほのかに漂ってきて、「もしや、川上に熊がいるのでは…」とよぎりました。気が気ではありませんでしたが、ご飯が美味し過ぎて味覚に引き戻されドーパミンが出て、獣臭が香ってくると嗅覚に引き戻されアドレナリンが出るという忙しい状態でした。

熊が恐いのだけど、一時でも渓谷での一人時間を味わいたいと思い、椅子に座ってボーッと川を眺めました。



一人で焚き火をして感じたのは、「なんか自己肯定感が上がったな」と言う発見です。
私はなんで焚き火で自己肯定感が上がったのか考えてみました。

一人で焚き火をしに行こうと計画してから、車で慣れない山道を走ったり、薪をバトニングしたり、キャンプ飯作ったり、その一つ一つの行動をこなすたびに「できた」という達成感を味わいます。これが自信に繋がり自己肯定感が上がったのだと思います。

焚き火は労力がかかります。やることが多いし、そのやることがめんどくさかったりするのです。だからこそ、たくさんの「できた」を体験できるのだと思います。

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大人になると頑張るのは当たり前で褒められることもないし、かといって自分の話ばかりしたり愚痴を言ったりすると周りからは嫌がられますよね。大人って孤独なものです。放っておいたら心がカピカピになってしまいます。

だけど、そもそも誰かから認められたり褒められたりすることってそれほど大事なことではないんです。他人の心なんてすぐ変わるものですし。

そんなものを求めるよりも、何かに挑戦して小さな「できた」をたくさん体験する方がよほど自己肯定感が満たされます。誰かに認めてもらう必要もなくなり、承認欲求はだいぶ薄まると思うのです。


みなさんにとっての「焚き火なるもの」を是非探してみてください。
そしてそれを一人で実行するのです。思っている以上に自己肯定力が身に付きますよ。


今日もマコカフェに来てくれてありがとうございます。


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