あなたが人生から期待されていることは何か

今日のマコ



みなさん生きていれば心底しんどい状況になることってありますよね。
もう何もかも失って先の未来に何の希望も持てないと言う気持ちになることだってあるかもしれません。


いい歳で仕事はクビ、病気にもなって貯金もなく、おまけに独身…この先人生に何の希望も持てない。そんな状況になれば誰でも希望が持てないし途方に暮れてしまいますよね。

お金や仕事、家族、健康な体があればそれは幸せなことです。それらが全てないとしたら、すごく生きるのがしんどいと思います。だけどそれらが全てないとき、人生に希望が持てないと言って絶望したところで益々辛い時間を生きることになるんです。


じゃあどうすればいいのか?



自分の考え方を180度真逆に変えるんです



実は、「人生に希望が持てない」と感じるのは、まだ人生に期待をしているからなんです。

何もかも失って希望が持てないと言うのは、
「仕事があれば、お金があれば、健康であれば、支えてくれるパートナーや家族がいれば、希望が持てるのに。」
と言うことになります。


これは人生に期待し過ぎている状態です。つまり、人生に期待しているから苦しいのです。
だから人生に行き詰まったら、この考え方を180度変えるタイミングだと思ってください。


どういうことかというと、
自分が人生に期待するのではなく、人生の方が自分にどんな希望を抱いているのかを想像してみるのです。
「この何もかも失った状態からこの人は、どうやって希望を持って人生をクリエイトしていくんだろう?」と、人生の方が期待して未来で待っていると思ってください。



たくさん努力してきて、我慢もして地道に真面目にやってきたのに、こんな人生なんて辛い!という心情はもちろんわかります。それは当たり前に沸き起こる感情です。だから、私はこんなに辛い、苦しいという気持ちは否定しなくていいんです。でも、だからと言って人生に希望が持てないという考え方は、人生の方がなんとかなってくれないかな、誰か助けてくれないかな、というあてにした気持ちを生んでしまいます。

こんな辛い状況だからこそ、抜け出すには自分しか頼りにならないのです。苦しいけど、這ってでも人生を面白く生きてやる!という意識に切り替わったら、人生が喜びます。人生を喜ばせれば、どんどん自分の人生が楽しくなるように結果が出てきます。自分だけでは思い付かなかったような発想やパワーが沸き起こるんです。悲観に暮れながら人生に期待するのではなく、私は人生に期待されていると思えば意識が変化します。意識が変化することで生きる希望が湧くのです。


私が今言ったことはヴィクトール・フランクルという心理学者の著書を参考にしています。この人はドイツでのユダヤ人強制収容所で過酷な年月を生き延びた人です。その体験から導き出した究極の真理を著書の中で伝えてくれています。


ここまでの思考の切り替えをするのは時に挫けてしまうし、難しいかもしれません。
そういう時は、私はできることから実践すればいいと思います。

今のどん底の状態で、何か一つでも希望を感じる部分を探すんです。


何もかも失ってはいるけど、呼吸はできてる。
青空を見ることができる。
眠れる。
探そうと思えば何かしら仕事があるかもしれない。
平均寿命を考えたらまだ〇〇年もどうにかする時間がある

そんな風に今の人生の中から希望を見つけていくんです。
どうにかならないかと絶望して待っている間は何も抜け出す変化はないけれど、
自分から能動的に希望を探そうと意識を向けると、どんどん可能性が浮かんできて、動こうという建設的な気持ちになります。動けばエネルギーは回り出します。そうやって元気になってきたら、人生を楽しませてあげるには自分に今できることは何かな?という意識にまで変わっていくんです。


人生に希望が持てなくなった時、この考え方の切り替えをしてみてください。


YouTubeでヴィクトール・フランクルのことを詳しく話しているので、こちらも参考にしてください^^

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